横浜市の塗装なら常世株式会社 | 会社概要

25歳の時に私は横浜市で独立いたしました。周りの職人にも早すぎるとよくいわれました。最初は自分自身も経験を積むために他の塗装業社へ就職することも考えましたが、いろんな職人さんと仕事をして「視野を広げ、知識と技術を高めていきたい。」その気持ちから自分で仕事をはじめました。

私がよく感じていたのは「なぜ、ここに、この塗料を塗るのか？」そして、それを考えず、言われたままに塗装をするだけの職人が多いという違和感。「まずは塗料についての知識が必要ではないか」そう考え、綺麗に塗れば良いという考えから、塗料を品質を生かす塗装を目指したいと思い独立というより修行できる環境を求めました。

「最初は仕事自体いただけないかもしれない。」そんな予感は的中しました。正直、塗装の腕を磨こうと独立したため、この頃は全く元請け先がありませんでした。そのため、「まずは色んな親方、職人さん方とお会いしたい」その一心であちこちを駈けずり周り、無料で応援に行かせてもらうこともしばしばでした。その際、親方の皆さんに「まだまだだね。」そんな、ありがたい言葉をいっぱいいただいたのもこの頃です。

3年目、横浜市内でお伺いした会社も40社を越える頃から、厳しいご意見をいただいた親方の皆さんにも「上手になったね」そう言ってもらえることも増えました。それと同時に仕事のご依頼をいただくことも増えてきました。
また、塗装は材料も大事ですが、職人の人間性次第だと気付いたのもこの頃です。最高な材料を使っても、塗る人間が活かさなければ、最高な壁にはなりえません。たとえば上塗りを塗ってしまえばパッと見は綺麗に見えますが、下塗りで手を抜いてしまったら、10年に一度の大イベントである塗替えが全て台無しになってしまいます。

独立して7年目を越え技能士、職業訓練士、施工管理技士等、資格も揃い、お客様の家を綺麗に長持ちさせる、そのために必要な知識を身につけることができました。それと同時に下請の仕事では、本当に提供したいことをやるには、お客様に大きな負担がかかり、自分に大きな赤字がでてしまい続けていくことが困難。
「自社で請けて、自社が塗る。」これにより、余計な手間やお金をかけずに仕事ができ、材料選びから作業まで全てにおいて、塗装の品質に還元することができます。常世株式会社は、それをモットーに大好きな塗装の仕事をしております。

最終的に私がやりたい塗装はお客様からのありがというを頂ける塗装と、他社よりも綺麗で長持ちする塗装、この二つになりました。当初、同業者からは「塗装は作品じゃ無い」「趣味でやってるの」など、分かり合えないことが多く孤立することがありました。

それでも、お客様の家という財産を守りたい、綺麗と言われたいと、本気で取り組みました。現在では仲間も増え、会社でも共有し、少しづつですが納得のいく塗装工事が増えています。

これからも横浜市の素敵な景観をお客様と一緒に作っていきたいと強く思います。

社名の「常世株式会社」は、「じょうよ」でも「つねよ」でもなく、「とこよ」と読みます。出身地である福島県の地名からお借りして名付けました。私自身が育った大切な場所であり、今も大切にしている場所です。

　そして、常に世の中に必要とされる会社にするという思いも含まれております。