現場に合わせた最適な塗料を選択
PAINT COMPARISON
こちらでは、塗装工事に欠かせない様々な塗料の特徴やメリットを詳しく紹介しております。各塗料の特性や耐久性、防水性、耐候性などの特徴を比較し、お客様が最適な塗料の選択をしていただけるページです。塗装の際には、高品質な塗料を選び使用しております。塗料の選定には、耐久性や美しさの維持、環境への配慮などを考慮し、お客様のニーズに合わせた最適な選択肢を提供いたします。
比較塗料一覧
外壁用塗料の比較

ナノコンポジットW
メーカー名:水谷ペイント株式会社
商品名:ナノコンポジットW
特徴:汚れに強い、艶消し効果、難燃性
メリット
【汚れに強い】塗料の中にシリカ粒子 (ガラスや石に近い成分) が入っており、汚れが入り込みづらく、汚れても雨で流れるため、塗装後も綺麗な状態を保ちます。
【艶消し】ほとんどの塗料は艶の調整ができますが、艶消しをするには粉末を混ぜることで、塗料が持つ本来の性能を落とします。そのため、耐候年数を下げてしまいますが、このナノコンポジットWは塗料の性質として艶消しがあります。
【難燃性】塗膜中の成分により、酸素を遮断することができるため、難燃性が高い塗料です。
デメリット
・明度の高い色が作れません。
・塗膜の伸縮性が低いため、塗膜を厚くし過ぎると割れやすいです。
使用する場所と取り扱いが重要なポイントです。

ナノコンポジットW防藻+
メーカー名:水谷ペイント株式会社
商品名:ナノコンポジットW防藻+
特徴:汚れに強い、艶消し効果、難燃性、防藻効果
メリット
【汚れに強い】塗料の中にシリカ粒子 (ガラスや石に近い成分) が入っており、汚れが入り込みづらく、汚れても雨で流れるため、塗装後も綺麗な状態を保ちます。
【艶消し】ほとんどの塗料は艶の調整ができますが、艶消しをするには粉末を混ぜることで、塗料が持つ本来の性能を落とします。そのため、耐候年数を下げてしまいますが、このナノコンポジットWは塗料の性質として艶消しがあります。
【難燃性】塗膜中の成分により、酸素を遮断することができるため、難燃性が高い塗料です。
これにプラスして
【防藻効果】ナノコンポジットWよりも無機成分が多く、有機成分に食いつくカビや藻の繁殖を抑えることができます。
デメリット
・無機成分の割合が高いため有機成分である顔料を増やすことができず、選択できる色が薄い色限定されてしまいます。
・粘度が低いため、しっかり塗りこまないと必要な塗膜が確保できません。
多機能な塗料ですが、その分制限もあるため、使用する際は周囲環境などに注意することが大切です。

ナノコンポジットF
メーカー名:水谷ペイント株式会社
商品名:ナノコンポジットF
特徴:汚れに強い、艶消し効果、難燃性、高耐候性
メリット
【汚れに強い】塗料の中にシリカ粒子 (ガラスや石に近い成分) が入っており、汚れが入り込みづらく、汚れても雨で流れるため、塗装後も綺麗な状態を保ちます。
【艶消し】ほとんどの塗料は艶の調整ができますが、艶消しをするには粉末を混ぜることで、塗料が持つ本来の性能を落とします。そのため、耐候年数を下げてしまいますが、このナノコンポジットWは塗料の性質として艶消しがあります。
【難燃性】塗膜中の成分により、酸素を遮断することができるため、難燃性が高い塗料です。
【高耐候性】ナノコンポジットFはフッ素樹脂を使用した塗料であるため、粒子も細かいので強固な塗膜を形成できます。ナノコンシリーズの中では最強の耐候性であり、耐候年数は15~20年です。
デメリット
・明度の高い色が作れません。
・フッ素塗料のため、通常の塗料と比較すると高価です。
正しい希釈率を守り、きちんと耐候性を確保することが重要なポイントです。
屋根用塗料の比較

ファイン パーフェクトベスト
メーカー名:日本ペイント株式会社
商品名:ファイン パーフェクトベスト
特徴:優れた転写性、光沢
メリット
【転写性】転写性に優れ、塗装物に対して付着しやすく、飛散が少ないという特性があり、外での作業性に優れています。
【強固な塗膜】2液型の塗料であるため、強固で緻密な塗膜が形成され、雨の浸入を防ぎ、風の影響で塗膜が剥がれることを防ぎます。
デメリット
・2液型のため調合しなくてはなりません。
・溶剤のため、臭気があります。
2液型で配合割合が定められているため、配合割合を分量通りにすることが重要なポイントです。

パーフェクトクーラーベスト
メーカー名:日本ペイント株式会社
商品名:パーフェクトクーラーベスト
特徴:遮熱効果、高耐候性、落ち着いた艶感
メリット
【遮熱効果】上塗り材、下塗り材それぞれの効果を組み合わせることで、高い遮熱効果を発揮いたします。
【高耐候性】ラジカル制御で耐候性を保有し、水性塗料であることから追従性も高く、高耐候でヒビ割れしにくいです。
【落ち着いた艶感】艶有の塗料ですが、あまり光沢がなく落ち着いた艶感で近隣に配慮した艶有の屋根塗装ができます。
デメリット
・粘度が高く、塗りづらい塗料です。
・塗膜が柔らかいので塗り重ねの際に気を付けないと剥がれることがあります。
塗りづらい塗料ではありますが、塗料の効果を十分に発揮させるためにしっかりと塗ることが重要なポイントです。
外壁&屋根塗料の比較

GAINA
メーカー名:株式会社日進産業
商品名:GAINA
特徴:優れた遮熱効果、断熱効果、防カビ・抗菌
メリット
【優れた遮熱・断熱効果】断熱性の高いセラミック樹脂を中空にしており、高い遮熱、断熱効果を発揮します。この優れた遮熱、断熱効果から人工衛星に使用された実績を持ちます。
【防カビ・抗菌】中空セラミック樹脂の効果により、イオンバランスを保ち、雑菌の繁殖を抑える効果があります。雑菌の繁殖を抑えるので、消臭効果も期待できます。
デメリット
・厚塗りのため、表面のざらつき、汚れやすいです。
・弾性が低く、割れやすいです。
夏に熱で伸びた屋根にゲリラ豪雨の影響により、一気に収縮すると全てではありませんが、中空セラミックが割れてしまう場合があります。
高性能な塗料ではありますが、とても特殊な塗料でもあるため、技術が必要な塗料です。

キルコ
メーカー名:株式会社シンマテリアルワン
商品名:キルコ
特徴:遮熱効果、断熱性、高耐候性、防カビ・抗菌効果
メリット
【遮熱・断熱効果】断熱性の高いセラミック樹脂を中空にしており、高い遮熱、断熱効果を誇ります。また、太陽光を90%程度反射する性能も有しています。
【高耐候性】特殊樹脂を配合するため、耐候性を保有しています。また、伸縮率200%以上という優れた弾性 (ヒビ割れしにくさ) も持っています。
【防カビ・抗菌効果】中空セラミック樹脂の効果により、イオンバランスを保ち、雑菌の繁殖を抑える効果があります。雑菌の繫殖を抑えるので、消臭効果も期待できます。
デメリット
・一般的な屋根用塗料と比べると価格が4倍近くと高価な塗料です。
・施工も5工程必要となり、手間がかかります。
高性能であり、ヒビ割れしにくいのですが、価格面と施工面においても特殊な塗料です。
その他塗料の比較

ケンエースG-II
メーカー名:日本ペイント株式会社
商品名:ケンエースG-II
特徴:付着力、透湿性、艶消し効果
メリット
【透湿性】内装塗装を行うときは透湿性がないと、建物内部の湿気を抜くことができず、骨組みにカビやサビなどが発生しやすくなってしまいます。ケンエースG-IIは、透湿性がありカビを抑制する効果もあります。
【艶消し】艶消しの効果もある塗料で、溶剤の塗料なのでヤニやシミが浮いてこないため質がいい艶消しができます。
【下塗りいらず】1液型の塗料であるため、下の塗装を溶かして付着する特性があります。非常に付着力の強い塗料のため、塗り替えでは下塗りいらずで施工することができます。ただし、下の塗装を溶かし過ぎてしまうことがあるので、注意が必要な塗料です。
デメリット
・シンナーの臭いがかなりキツいです。
・皮膚につくとヒリヒリします。
・下の塗料を溶かし過ぎることがあります。
常世株式会社では内装塗装でよく使用しております。

シントー しみ止めシーラーエコ
メーカー名:神東塗料株式会社
商品名:シントー しみ止めシーラーエコ
特徴:水性塗料、しみ止め、隠蔽力
メリット
【しみ止め】シミやヤニを下塗りの段階でしっかりと止めないと、上塗りの仕上がりが悪くなります。特殊ポリマーの効果により、他の塗料と比較してもダントツでしみ止め効果の高い塗料です。
【隠蔽力】下塗り材の中では色が付きやすい塗料で、下地の色を抑えたい、隠したいときにはおすすめの塗料です。
デメリット
・水性塗料で臭気は少なめですが、それでも鼻を刺す臭いはします。
・臭い以外に目立ったデメリットはありません。
使用する場所と特徴を抑えることが重要なポイントです。

オーデノータック
メーカー名:日本ペイント株式会社
商品名:オーデノータック
特徴:皮脂軟化対策、艶感、
メリット
【皮脂軟化対策】皮脂軟化対策がされいるため、一般水性塗料に比べて皮脂の浸透を防ぐ効果が高く、人が触れることによる軟化を防ぐため、内装塗装に適しています。
【艶感】外壁材に比べ落ち着いた艶感があり、仕上がりもべたつきもないため、触り心地がよくなります。
デメリット
・乾きが早いため、均一に手早く塗らないとムラや塗膜のつなぎ目が出てしまいます。
・水性塗料だけどマジックに似た臭気があります。
職人の腕と知識が試される塗料です。

水性ケンエース
メーカー名:日本ペイント株式会社
商品名:水性ケンエース
特徴:しみ止め、艶消し、低臭、付着力、水性塗料
メリット
【内装塗装に非常に適した塗料】ヤニ・しみ止め、艶消し、低臭といった特徴があり、ケンエースG-IIと比べて低臭であることから、一部屋やオフィスですぐに使いたい場合などに使用できます。
【下塗りいらず】ケンエースG-IIほどではありませんが、塗料の成分に含まれるカチオンの効果で付着力が高い塗料で、既存壁の塗装状態が良ければ下塗り不要で塗装することができます。
デメリット
・ヤニ、しみ止め、付着力が特徴ではあるものの、水性のためこの塗料単体で期待できるほどの効果はありません。
下地状況や他の塗料との組み合わせが重要なポイントです。

パーフェストインテリア
エアークリーン
メーカー名:日本ペイント株式会社
商品名:パーフェストインテリア エアークリーン
特徴:超低臭・消臭、抗菌・抗ウイルス効果
メリット
【超低臭・消臭】揮発性物質が少ないため、臭気が少ないのが特徴であり、特殊吸着材の作用で消臭効果もあります。
【抗菌・抗ウイルス効果】弱い光でも反応する光触媒作用により、菌やウイルスの増殖を抑制する効果があります。ただし、あくまでも抗菌・抗ウイルス機能であって殺菌機能ではありません。
デメリット
・選択できる色の幅が狭く、薄い色しか選択できません。
・一般内装塗料と比較して価格が2倍ほどになります。
部屋を綺麗に保つことへの需要が高まっていますが、殺菌効果がないという認識を間違わないことが大切です。

ハイポン20デクロ
メーカー名:日本ペイント株式会社
商品名:ハイポン20デクロ
特徴:塩害に強い、付着力・弾性が高い、鉄部の錆止めの中で最強と言っても過言ではない塗料
メリット
【塩害に強い】特殊エポシキ樹脂によって他の錆止めより緻密な膜を形成して塩素イオンの浸入を防ぎます。海に近い地域では海風で劣化が早いので塩害に強いこの塗料をよく使用します。
【付着力・弾性が高い】強溶剤によって一般の錆止めでは溶解できないエポキシ樹脂、ポリウレタンが配合されているため追従性が高く、剥がれにくく割れにくい塗料です。
デメリット
・シンナーの臭いがかなりキツく、臭いも最強レベル。
・オープンタイム (塗り重ねまでの待ち時間) が一般的には4時間のところ、16時間以上掛かる。
取り扱いに注意し、時間を守ることが重要なポイントです!

レッカノンM
メーカー名:株式会社ジェイテック
商品名:レッカノンM
特徴:高撥水効果、カビ・塩害・凍害から建材を守る、中性化を防ぐ
メリット
【高撥水効果】見た目を変えずに保護したいレンガやコンクリートなどに塗布することで、この塗料のみで塗装箇所に撥水効果を付与することができます。
【カビ・塩害・凍害から建材保護】高い撥水効果があるため、水をはじく効果だけでなく、カビや防藻、塩害や凍害を防ぐ効果もあります。
【中性化を防ぐ】コンクリートの中性化が進むとコンクリートの中の鉄骨が錆びやすくなり、ヒビ割れの原因になってしまいます。この塗料は中性化が進んだコンクリートなどをアルカリ性に戻す効果もあります。
デメリット
・液溜まりができると白くなるため、すぐに拭き取る必要があります。
・劣化が見た目で分かりにくいです。
撥水効果があるため、1分以内を目安に2回目の塗装しなければならないため、事前の綿密な作業計画が大切です。