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外壁塗装前の準備チェックリスト|施主がやること・業者がやること

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外壁塗装前の準備チェックリスト|施主がやること・業者がやること 

外壁塗装前の準備チェックリスト|施主がやること・業者がやること

2026/02/01

外壁塗装の契約を済ませて、いよいよ工事が始まる——。

そんなとき、

「工事前に何か準備しておくことはあるのだろうか」
「どこまで自分でやって、どこから業者に任せればいいのか」

と不安に感じる方は少なくありません。

外壁塗装は、家の外観を美しく保ち、建物を長持ちさせるための大切なメンテナンスです。
しかし、工事そのものは業者が行うものであっても、施主(家の持ち主)側にも事前に準備しておくべきことがいくつかあります。

この記事では、外壁塗装を初めて経験する方に向けて、「施主がやること」と「業者がやること」を明確に整理し、工事前の準備をスムーズに進めるためのチェックリストをご紹介します。
準備の内容を事前に知っておくことで、安心して工事当日を迎えることができるようになりますよ。

外壁塗装前に「準備」が必要な理由

外壁塗装の工事は、家の外側全体に足場を組み、高圧洗浄や塗装作業を行う大がかりな作業です。
そのため、事前の準備をしっかりと行っておかないと、思わぬトラブルや不便が生じる可能性があります。

 

準備不足がトラブルにつながるケース

外壁塗装前の準備が不十分だと、以下のようなトラブルが起こることがあります。

洗濯物が干せず困る
工事期間中は足場にシートが張られるため、外に洗濯物を干すのを控える必要が出ることが多くなります。これを知らずに工事を迎えてしまうと、急に室内干しの準備をしなければならず、家族の生活リズムが乱れることがあります。

車や自転車が塗料で汚れてしまう
塗装作業中は、塗料の飛散や足場からの落下物で、駐車中の車や自転車が汚れるリスクがあります。
事前に移動させておかないと、後々のクレームやトラブルにつながることもあります。

植木や花壇が傷んでしまう
足場の設置場所や高圧洗浄の水が当たる範囲に植木や花壇がある場合、事前に養生(保護すること)や移動の相談をしておかないと、大切に育てていた植物が傷んでしまうことがあります。

近隣への配慮不足でクレームに
工事は音や臭い、足場の存在など、少なからず近隣に影響を与えます。
事前に挨拶や説明がないと、「突然工事が始まった」「何も聞いていない」とクレームになり、ご近所との関係が悪化してしまうこともあります。

このように、準備不足はトラブルのもとになりやすくなります。

 

工事前に役割分担を理解しておく重要性

外壁塗装では、「施主がやるべきこと」と「業者がやるべきこと」が明確に分かれています。
しかし、この役割分担を理解していないと、「これは業者がやってくれると思っていた」「施主側で対応が必要だと知らなかった」というすれ違いが起こります。

たとえば、近隣への挨拶は業者が行うことが一般的ですが、施主自身も顔を出すことで、より丁寧な印象を与えることができます。
また、家の周りにある物の移動は、基本的に施主が行うものですが、重たいものや移動が難しいものは業者に相談できることもあります。

このように、「誰が何をするのか」を事前に確認しておくことで、工事がスムーズに進み、双方のストレスを減らすことができます。

契約時や工事前の打ち合わせで、遠慮せずに確認しておくことが大切です。

 

外壁塗装前に施主(家の持ち主)がやること

外壁塗装の工事では、業者が主体となって作業を進めますが、施主側にも事前にやっておくべきことがいくつかあります。

ここでは、具体的に何を準備すればよいのかを項目ごとに解説します。

 

洗濯物・布団・室外物の移動と注意点

外壁塗装の工事期間中は、家の周囲に足場が組まれ、外壁全体がシートで覆われます。
そのため、ベランダや庭に干している洗濯物や布団は、工事が始まる前に室内に移動させる必要があります。

工事中は基本的に外に洗濯物を干すことができなくなるため、室内干し用のスペースや除湿機、浴室乾燥機などを準備しておくと便利です。
工事期間は通常1〜2週間程度ですが、天候によって延びることもあるため、余裕を持った準備をしておきましょう。

また、ベランダや玄関先に置いている物干し竿、プランター、ゴミ箱、スリッパなどの室外物も移動が必要です。
足場設置の邪魔になったり、塗料がかかってしまったりする可能性があるため、工事開始前日までに片付けておくのが理想です。

どうしても移動が難しい大型のものや、重たいプランターなどがある場合は、業者に相談してみましょう。状況によっては、業者が養生して保護してくれることもあります。

 

車・自転車・バイクの駐車場所の確認

車や自転車、バイクなどは、外壁に近い場所だと工事期間中に塗料の飛散や足場からの落下物で汚れるリスクがあります。
そのため、工事前に駐車場所や保管場所を確認しておくことが重要です。

自宅の駐車場が外壁のすぐ近くにある場合は、工事期間中だけ別の場所に移動させることをおすすめします。
近くにコインパーキングや月極駐車場がある場合は、一時的に借りることも検討してみるとよいかもしれませんね。

自転車やバイクについても同様です。
玄関先や軒下に置いている場合は、塗料がかかる可能性があるため、ガレージの奥や、建物から離れた場所に移動させておくとよいでしょう。

業者によっては、車や自転車を養生シートで覆ってくれることもありますが、完全に汚れを防げるわけではありません。
大切な車や自転車は、できるだけ離れた場所に移動させておくほうが安心です。

 

植木・庭まわりの扱い

庭に植木や花壇がある場合、足場の設置場所や高圧洗浄の水がかかる範囲によっては、植物が傷んでしまう可能性があります。

事前の現地調査の段階で、業者が足場の配置を確認してくれますが、その際に「この植木は移動させたほうがいいか」「この花壇は養生してもらえるか」といった相談をしておくことが大切です。

鉢植えであれば移動が可能ですので、工事期間中は家の裏側や玄関から離れた場所に移しておくとよいでしょう。
地植えの場合は移動ができないため、業者に養生をお願いすることになります。
養生用のシートやネットで覆ってもらうことで、ある程度の保護は可能です。

ただし、足場の支柱を立てる場所に植木がある場合は、どうしても移動や剪定が必要になることがあります。
その場合は、工事前の打ち合わせで業者と相談し、どのように対応するか決めておきましょう。

 

近隣への挨拶は必要?タイミングと範囲

外壁塗装の工事は、音や臭い、足場の存在など、近隣に少なからず影響を与えます。
そのため、工事前に近隣への挨拶をしておくことは、トラブルを防ぐために非常に重要です。

一般的には、業者が工事前に挨拶まわりをしてくれることが多いですが、施主自身も一緒に挨拶に行くことで、より丁寧な印象を与えることができます。
「この度、外壁塗装の工事をさせていただきます」という一言があるだけで、近隣の方々の理解と協力を得やすくなります。

挨拶の範囲は、両隣、向かい側、裏側の家など、工事の影響が及ぶ可能性のある範囲が目安です。
足場が隣地にはみ出す場合や、騒音が気になりそうな場合は、少し広めに挨拶しておくと安心です。

タイミングは、工事開始の1週間〜数日前が理想的です。
業者が挨拶に回る際に同行するか、業者よりも先に自分で挨拶を済ませておくかは、状況に応じて選ぶとよいでしょう。

手土産を持っていくかどうかは自由ですが、簡単な菓子折りなどを用意しておくと、より丁寧な印象になります。

 

工事期間中の生活面での準備(窓・換気・音)

外壁塗装の工事中は、普段の生活にいくつかの制限が出てきます。
事前に知っておくことで、ストレスを減らすことができます。

窓の開閉について
足場にシートが張られると、窓を開けにくくなります。
塗装作業中は、塗料の臭いが室内に入るのを防ぐため、窓を閉めておくことが推奨されます。
そのため、工事期間中はエアコンや扇風機を活用して室温を調整する準備をしておきましょう。

また、窓の外側を塗装する際には、一時的に窓を完全に開けられなくなることもあります。
業者から事前に「この日は窓を使えません」と連絡があるはずですので、その日は換気ができないことを念頭に置いておきましょう。

換気の工夫
窓が開けられない分、室内の空気がこもりやすくなります。
可能であれば、工事の影響を受けない側の窓や、玄関ドアを少しだけ開けて換気するなどの工夫をしてみてください。

音について
足場の組み立てや、高圧洗浄の際には、かなり大きな音が出ます。特に高圧洗浄は、水を高い圧力で噴射するため、外壁に当たる音が響きます。
在宅勤務をしている方や、小さなお子さんがいる家庭では、音が気になることもあるでしょう。

可能であれば、音が大きい作業の日は外出する、耳栓を用意しておく、リモート会議の時間をずらすなどの対策を考えておくと安心です。

 

ペットや小さな子どもがいる場合の配慮

ペットや小さな子どもがいる家庭では、工事中の安全面や生活環境にも配慮が必要です。

ペットへの配慮
犬や猫などのペットは、工事の音や見慣れない人の出入りに驚いてストレスを感じることがあります。
特に外で飼っているペットの場合、足場や作業音に反応して吠えたり、逃げ出そうとしたりする可能性があります。

工事期間中は、ペットを室内に入れておく、あるいはペットホテルや親戚の家に預けることも検討してみてください。
また、室内飼いのペットでも、窓が開けられないことや、塗料の臭いが気になることがあるため、できるだけ工事の影響を受けにくい部屋で過ごさせるとよいでしょう。

小さな子どもへの配慮
小さな子どもは好奇心が旺盛で、足場に登ろうとしたり、作業道具に触ろうとしたりすることがあります。足場は高さがあり、転落の危険があるため、子どもが足場に近づかないよう注意が必要です。

また、塗料には溶剤が含まれているものもあり、臭いが強い場合があります。
臭いに敏感な子どもや、アレルギーがある子どもの場合は、工事期間中に実家に預けるなどの対応も考えておくとよいでしょう。

 

工事前に確認しておきたい契約内容・工程表

工事が始まる前に、改めて契約内容と工程表を確認しておくことが大切です。

契約書には、工事の内容、使用する塗料の種類、費用、工期、保証内容などが記載されています。
特に、「どこまでが工事の範囲に含まれているのか」「追加費用が発生する可能性はあるのか」といった点は、トラブルを防ぐためにも事前にしっかり確認しておきましょう。

また、工程表には、「何日目に何の作業をするのか」が記載されています。
たとえば、「1日目:足場設置」「2日目:高圧洗浄」「3〜4日目:下地処理」「5〜7日目:塗装」といった流れです。

この工程表を見ておくことで、「この日は音がうるさいから外出しよう」「この日は窓が使えないから洗濯は前日に済ませよう」といった準備ができます。

工程表は業者から事前に渡されることが多いですが、もし渡されていない場合は、遠慮せずに「工程表をいただけますか」と依頼してみましょう。

 

外壁塗装前に業者がやること

外壁塗装では、施主側の準備も大切ですが、業者側にも工事前にやるべきことがたくさんあります。

ここでは、業者が工事前に行う準備の内容を具体的に見ていきましょう。

 

現地調査で確認するポイント

外壁塗装の契約前、または契約後に、業者は現地調査を行います。
これは、実際に家を訪問して、外壁の状態や周辺環境を確認する作業です。

現地調査では、以下のようなポイントをチェックします。

外壁の劣化状況
ひび割れ、塗装の剥がれ、コーキング(外壁材のつなぎ目を埋めるゴム状の材料)の劣化など、外壁の状態を細かく確認します。
これにより、必要な補修内容や塗装の工程が決まります。

足場の設置場所
家の周囲に足場を組むスペースがあるか、隣地との距離はどのくらいか、足場の支柱を立てる場所に障害物はないかなどを確認します。

電線や配管の位置
足場を組む際に、電線や配管が邪魔にならないか、養生が必要かどうかを確認します。

駐車場や庭の状況
車や自転車の駐車場所、植木や花壇の位置なども確認し、工事中の配慮が必要な箇所を把握します。

この現地調査の段階で、施主は気になることや不安なことを遠慮せずに業者に伝えておくことが大切です。

 

足場設置前の事前説明と近隣対応

足場の設置は、外壁塗装の工事で最初に行われる大きな作業です。
足場を組む際には、金属の部材を運び込んだり、ハンマーで叩いて組み立てたりするため、かなり大きな音が出ます。

そのため、業者は足場設置の前に、近隣への挨拶と事前説明を行います。
一般的には、工事開始の数日前に、近隣の家を訪問し、工事の期間や内容、騒音の発生時間帯などを説明します。

このとき、業者は「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします」といった挨拶状や、工程表を配布することもあります。

また、足場が隣地にはみ出す場合には、隣家の承諾を得る必要があります。
これも業者が対応してくれますが、施主自身も事前に隣家に一声かけておくと、より円滑に進むでしょう。

 

養生作業の内容と範囲

養生(ようじょう)とは、塗装作業で塗料がついてはいけない場所を保護するための作業です。
外壁塗装では、窓ガラス、玄関ドア、雨樋、エアコンの室外機、給湯器、植木、駐車中の車など、さまざまな場所に養生を行います。

養生には、ビニールシートやマスキングテープ(保護用のテープ)、養生ネットなどが使われます。
窓ガラスには透明のビニールシートが貼られ、エアコンの室外機や給湯器には専用のカバーがかけられます。

養生作業は、塗装の仕上がりや周囲への配慮に直結する重要な工程です。
業者は、塗装前にしっかりと養生を行い、塗料の飛散を防ぎます。

ただし、養生をすることで、窓が開けられなくなったり、エアコンの室外機が一時的に使えなくなったりすることがあります。
この点については、業者から事前に説明があるはずですが、もし説明がない場合は、施主側から「エアコンは使えますか?」「窓はどのくらいの期間開けられませんか?」と確認しておくとよいでしょう。

 

高圧洗浄前に行う確認事項

高圧洗浄は、外壁の汚れやカビ、古い塗膜を水圧で洗い流す作業です。
塗装の仕上がりを左右する重要な工程ですが、水を大量に使うため、事前に確認しておくべきことがいくつかあります。

水道の使用許可
高圧洗浄では、施主の家の水道を使わせてもらうことが一般的です。業者は事前に「水道をお借りしてもよろしいでしょうか」と確認します。
施主側は、水道の蛇口の位置を業者に伝え、使用を許可します。

窓やドアの閉め忘れ確認
高圧洗浄中は、窓やドアに隙間があると、室内に水が入り込んでしまうことがあります。
業者は洗浄前に「窓は閉まっていますか?」と確認しますが、施主側でも事前にしっかりと閉めておくことが大切です。

洗濯物や室外物の確認
高圧洗浄の水がかかる範囲に、洗濯物や室外物が残っていないかを確認します。
これも業者が声をかけてくれることが多いですが、施主側でも前日までに片付けておくと安心です。

工事スケジュール・工程管理の準備

業者は、工事前に詳細な工事スケジュールと工程表を作成します。これは、「何日目に何の作業をするのか」を明確にし、工事をスムーズに進めるためのものです。

工程表には、以下のような内容が記載されます。

 

  • 1日目:足場設置
  • 2日目:高圧洗浄
  • 3日目:下地処理・補修
  • 4日目:養生・下塗り
  • 5〜6日目:中塗り・上塗り
  • 7日目:付帯部塗装(雨樋、軒天など)
  • 8日目:足場解体・清掃

実際の工程は、家の大きさや外壁の状態、使用する塗料によって異なりますが、おおむね1〜2週間程度が目安です。

業者は、この工程表をもとに、天候や作業の進捗を見ながら柔軟に調整していきます。雨が降った場合や、予想以上に補修が必要だった場合など、工程が変更になることもありますが、その際には施主に連絡が入ります。

施主側としては、工程表を受け取ったら、「この日は音がうるさそうだから外出しよう」「この日は窓が使えないから注意しよう」といった準備ができるようにしておくとよいでしょう。

 

施主と業者で事前に共有しておくべきこと

外壁塗装をスムーズに進めるためには、施主と業者の間で情報をしっかりと共有しておくことが大切です。

ここでは、特に重要な3つのポイントを解説します。

 

工事中の連絡手段と対応フロー

工事期間中、何か気になることや質問があったときに、どのように業者と連絡を取るかを事前に決めておくことが重要です。

多くの業者では、担当者の携帯電話番号やメールアドレスを教えてくれます。
また、現場には職人さんが常駐していることが多いため、「何かあればその場で声をかけてください」と言われることもあります。

ただし、職人さんは作業に集中しているため、細かい相談や契約内容に関わる質問は、担当者に連絡したほうがスムーズです。
そのため、「現場での簡単な質問は職人さんに、それ以外は担当者に電話やメールで」といった役割分担を確認しておくとよいでしょう。

また、緊急時の連絡方法も確認しておきましょう。
たとえば、「雨漏りが発生した」「塗料が車にかかってしまった」といったトラブルが起きた場合に、すぐに連絡できる体制を整えておくことが大切です。

 

天候による工程変更の考え方

外壁塗装は、天候に大きく左右される工事です。
特に塗装作業は、雨が降っていると行うことができません。
また、湿度が高すぎる日や、気温が低すぎる日も、塗料の乾燥に影響が出るため、作業が中止になることがあります。

そのため、工程表通りに進まないことは珍しくありません。
業者は天気予報を見ながら柔軟にスケジュールを調整しますが、施主側も「天候によって工期が延びることがある」ということを理解しておくことが大切です。

特に梅雨の時期や、台風シーズンには、工事が何日も中断することもあります。
そのため、「絶対にこの日までに終わらせてほしい」という希望がある場合は、契約前に業者に伝え、余裕を持ったスケジュールを組んでもらうようにしましょう。

また、天候による工程変更があった場合、業者からどのように連絡が来るのかも確認しておくとよいでしょう。
「前日の夕方に電話で連絡」「当日の朝にメールで連絡」など、業者によって連絡方法が異なります。

 

工事中に気になる点が出た場合の伝え方

工事が進む中で、「ここの塗り方が気になる」「この部分は塗らないのかな?」といった疑問が出てくることがあります。
そんなとき、遠慮して何も言わずにいると、後々後悔することになるかもしれません。

気になることがあれば、遠慮せずに業者に伝えることが大切です。
ただし、伝え方には少し工夫が必要です。

たとえば、「ここの塗り方が下手ですね」と指摘するのではなく、「ここの部分は、もう少し丁寧に塗っていただくことはできますか?」と丁寧にお願いする形で伝えると、業者も気持ちよく対応してくれます。

また、塗装の途中段階では、仕上がりが粗く見えることもあります。
下塗り、中塗り、上塗りと、段階を踏んで塗り重ねていくため、途中の段階では「ムラがある」「色が薄い」と感じることがあるかもしれません。
これは正常な工程ですので、心配な場合は「この段階ではこのような仕上がりで問題ないのでしょうか?」と確認してみるとよいでしょう。

業者側も、施主に納得してもらいながら工事を進めたいと考えています。疑問や不安は溜め込まず、その都度確認することで、満足のいく仕上がりにつながります。

 

外壁塗装前によくある質問・不安

外壁塗装を初めて行う方からよく寄せられる質問や不安について、ここでまとめてお答えします。

工事前に家の中で準備することはある?

基本的に、外壁塗装は家の外側の作業ですので、家の中で特別な準備をする必要はありません。
ただし、いくつか注意しておくとよい点があります。

窓際の貴重品や壊れやすいものは移動させておく
足場の設置や塗装作業中に、誤って窓にぶつかることはほとんどありませんが、念のため、窓際に置いてある貴重品や壊れやすいものは、別の場所に移動させておくと安心です。

カーテンやブラインドを閉めておく
工事中は、足場の上に職人さんが立つことになるため、窓の外から家の中が見えやすくなります。
プライバシーを守るためにも、カーテンやブラインドを閉めておくことをおすすめします。

エアコンや換気扇の使用について確認しておく
塗装中は、エアコンの室外機や換気扇が養生で覆われることがあります。
そのため、一時的に使えなくなる可能性があります。
業者に「エアコンは使えますか?」と確認し、使えない期間がある場合は、扇風機や冷風機などを準備しておくとよいでしょう。

 

洗濯や外出はどこまで制限される?

工事期間中の生活について、「どこまで普段通りに過ごせるのか」は気になるところです。

洗濯について
外壁塗装中は、ベランダや庭に洗濯物を干すことができません。
そのため、室内干しやコインランドリーの利用を考えておく必要があります。
工事期間は1〜2週間程度ですので、その間の洗濯方法を事前に計画しておくとよいでしょう。

外出について
工事中でも、外出は自由にできます。ただし、足場が玄関周りに組まれている場合、出入りが少し不便になることがあります。
また、高圧洗浄や塗装作業中は、玄関ドアが養生されていることもありますので、外出の際には業者に一声かけておくとスムーズです。

在宅の必要性について
基本的には、工事中に在宅している必要はありません。
業者は鍵を預かることなく、外側の作業を進めます。
ただし、何か確認事項があったときにすぐに連絡が取れるよう、携帯電話は常に持っておくことをおすすめします。

 

近所トラブルを防ぐために気をつけることは?

外壁塗装は、近隣に影響を与える可能性がある工事ですので、トラブルを防ぐためにも、いくつかのポイントに気をつけておきましょう。

事前の挨拶を丁寧に行う
業者が挨拶に回ってくれる場合でも、施主自身も一緒に挨拶に行くことで、近隣の方々に安心感を与えることができます。
「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」という一言が、トラブル防止につながります。

工事の期間と内容を伝える
「いつからいつまで工事をするのか」「どのような音が出るのか」を事前に伝えておくことで、近隣の方々も心の準備ができます。
特に、足場の組み立てや解体の日は音が大きいため、その旨を伝えておくとよいでしょう。

業者の対応に問題があれば、すぐに伝える
もし、業者の職人さんが路上駐車をしていたり、近隣の方に迷惑な行動を取っていたりした場合は、すぐに業者に連絡して改善を求めましょう。
放置すると、近隣とのトラブルに発展する可能性があります。

工事後にもお礼の挨拶を
工事が終わった後にも、近隣の方々に「ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました」とお礼の挨拶をしておくと、今後の関係も良好に保てます。

 

準備を業者任せにしても問題ない?

「準備は全部業者がやってくれるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実際には、施主側でやるべきことと、業者側でやることは分かれています。

業者は、足場の設置、養生、塗装作業など、工事に関することは責任を持って行いますが、家の周りにある私物の移動や、近隣への挨拶の同行、室内での準備などは、基本的に施主側の役割です。

もちろん、「重たいものを動かせない」「どうしても近隣への挨拶に行けない」といった事情がある場合は、業者に相談すれば対応してくれることもあります。
ただし、すべてを業者任せにしてしまうと、後々「聞いていなかった」「知らなかった」というトラブルにつながることもあります。

そのため、事前の打ち合わせで、「ここまでは自分でやる」「ここからは業者に任せる」という役割分担をしっかり確認しておくことが大切です。

 

チェックリストで確認|工事前にやること一覧

ここまで解説してきた内容を、チェックリスト形式でまとめました。
工事前に、このリストを見ながら準備を進めていくと、スムーズに工事を迎えることができます。

施主側の準備チェックリスト

以下の項目について、工事開始前までに確認・対応しておきましょう。

 

項目  
内容
いつまでに  
洗濯物・布団の移動
ベランダや庭に干している洗濯物や布団を室内に移動させる
工事開始前日まで
室外物の片付け
物干し竿、プランター、ゴミ箱、スリッパなどを移動させる
工事開始前日まで
車・自転車・バイクの移動
塗料の飛散を避けるため、駐車場所を確保する
工事開始前日まで
植木・花壇の確認
移動または養生が必要か業者と相談する
現地調査時
近隣への挨拶
両隣、向かい側、裏側の家に挨拶する
工事開始1週間〜数日前
窓の閉め忘れ確認
高圧洗浄前に、すべての窓がしっかり閉まっているか確認する
高圧洗浄の前日
室内干しの準備
除湿機、浴室乾燥機、室内干しスペースを確保する
工事開始前
エアコン・換気の確認
エアコンが使えない期間があるか業者に確認し、代替手段を準備する
工事開始前
ペットの預け先確認
必要に応じて、ペットホテルや親戚に預ける手配をする
工事開始前
子どもへの注意
足場に近づかないよう、家族で話し合っておく
工事開始前
契約内容の確認
工事内容、費用、工期、保証内容を再確認する
工事開始前
工程表の受け取り
業者から工程表を受け取り、内容を確認する
工事開始前
連絡手段の確認
担当者の連絡先を確認し、緊急時の対応方法を把握する
工事開始前

現場条件や会社方針で対応が異なるため、工事前の打ち合わせで「できる/できない」を確認しましょう。

このチェックリストを印刷して、一つずつチェックを入れていくと、準備漏れを防ぐことができます。

 

業者側の準備チェックリスト

業者が工事前に行うべきことも、確認しておきましょう。
もし業者がこれらの準備を行っていない場合は、施主側から確認することも大切です。

 

項目
内容
いつまでに  
現地調査の実施
外壁の状態、足場の設置場所、周辺環境を確認する
契約前または契約後すぐ
見積書・契約書の作成
工事内容、費用、工期を明記した書類を作成し、施主に渡す
契約時
工程表の作成と共有
詳細な工事スケジュールを作成し、施主に渡す
工事開始前
近隣への挨拶
両隣、向かい側、裏側の家に挨拶し、工事内容を説明する
工事開始数日前
足場設置の事前連絡
足場設置の日時を施主と近隣に連絡する
足場設置の前日
養生範囲の確認
窓、ドア、エアコン、車、植木など、養生が必要な箇所を確認する
現地調査時
水道使用の許可確認
高圧洗浄で使用する水道の場所と使用許可を確認する
高圧洗浄の前日
天候の確認
天気予報を確認し、工程の調整を行う
随時
緊急連絡先の共有
施主に担当者の連絡先を伝え、緊急時の対応方法を説明する
工事開始前
安全対策の確認
足場の安全点検、作業員の安全装備を確認する
工事開始前

業者がこれらの準備をしっかり行っているかどうかは、工事の品質や安全性に直結します。
もし不安な点があれば、遠慮せずに業者に確認してみましょう。

 

まとめ

外壁塗装は、家を長持ちさせるための大切なメンテナンスです。
そして、その成功の鍵は、工事前の準備にあります。

施主と業者が、それぞれの役割をしっかりと理解し、事前に準備を整えておくことで、工事はスムーズに進み、満足のいく仕上がりにつながります。
工事中の生活の不便も、事前に知っておくことで、心の準備ができ、ストレスを減らすことができます。

この記事でご紹介したチェックリストを活用しながら、一つずつ準備を進めていけば、「何をすればいいのかわからない」という不安は解消されるはずです。
安心して工事の日を迎えられるよう、しっかりと準備をしていきましょう。

 

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常世株式会社
神奈川県横浜市南区別所5-20-51
電話番号 : 0120-105-416


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